法学部って何を学ぶの?MARCHの法学部生が受験生に向けて言いたいこと

こんにちは!最近どんどん寒くなってきてそろそろ限界なのいれんです。

寒くなってくると音ゲーマーには大敵である”手のかじかみ“という状態異常が出現するのですがそれはまた今度…

 

さて、そろそろ11月も半ばに差し掛かっていますが受験生の皆さんは志望大学学部はお決めになったでしょうか?

恐らく8月あたりに各地で開かれたオープンキャンパスなるものに行って色々とご決断なさったことでしょう。

 

しかし、オープンキャンパスの運営をしていると衝撃の事実に気付いてしまったのです。

それは…

 

オープンキャンパスで知ることのできるのはあくまでも上辺だけの大学生活で、

それも俗に言う”リア充“、”陽キャ“と呼ばれる者たちの大学生活である

 

ということです。

 

これは大学にもよるんですけどうちの大学ではオープンキャンパス内では、学内で行われているどうでもいい文化祭やしょうもないサークル活動に重きをおいていたので、

肝心の勉強の様子だったりそれについての生徒の本音が受験生に知られていなかったなと思います。

 

そこで、今回は法学部を目指す受験生の方々にぶっちゃけ法学部ってどうなの?

1年間どんな感じで進んでくの? というのを紹介していきたいなと思います。

 

 

 

そもそも法学部って何を学ぶの?

一般の人が思うこと

よく、法学部のことをよく知らない友人の母に

「法学部って六法全書を学ぶんでしょ~法律覚えてて偉いわね~」

とお菓子をいただきます。

 

大抵僕は

「えへへ~」(違うんだけどな~)

と思いながら受け取るんですけど。

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こんな感じで、

法学部は法律をただがむしゃらに覚える学部なので、暗記力が必要だ

法学部の人間や弁護士は「民法○○条!」といえば即座にその内容を答えられる

という認識をしている人結構いらっしゃると思うのですが、

半分不正解です。

 

 

法学部生がやってることは一言で言うと、

 

“法律の効果、要件を理解し実際の事例にあてはめて問題を解決できるようにする”

 

ことです。

 

ポケモンで説明してみた

ちょっと分かりにくいので、”ポケモン“を使って説明しましょう。

 

ポケットモンスター縮めてポケモン、皆さんご存知でしょうか?

多分知らない方の方が少ないと思いますが…

 

⇓こちらもどうぞ

www.pokemon.co.jp

 

ポケモンでバトルをする時、”わざ“っていうのを使いますよね?

「あそこで、かえんほうしゃ打てば丁度落とせるな…」とか

「ここでミラーコートはってれば耐えれたのになぁ…」など

色々バトル中に考えると思います。

 

 

ですが、皆さんいちいち“わざの名前”って覚えてますか?

わざの名前より、そのわざの効果を重点的に覚えるのではないでしょうか。

 

例えば、オーバーヒートだったら

  • ほのおタイプ
  • とくしゅわざ
  • 威力130
  • 命中90
  • PP5
  • 使った後特殊攻撃2段階ダウン

という効果をよく覚えて、技の名前はついでに覚えているのです。

 

それに、技の効果を覚えていなければバトルにならないと思います。

 

「あぁ~相手がなんかみちづれ撃ってきたけど効果わからね~」 

「しんぴのまもりって何?とりあえずまひ撃っとけば勝てるっしょ」

 

とか言ってたら絶対勝てませんよね?

 

これが法学にもあてはまります。

法律の名前であったり、○○条に何が書いてあるというのはそこまで重要でなくて、

その法律はどういう内容なのか、その法律を使えばどういう恩恵を自分が得られるのか、を学ぶことが重要なのではないでしょうか。

 

冒頭の意味理解していただけたでしょうか?

 

法学部生の一年の流れ

オープンキャンパスでも触れたのですが、より生々しい法学部生の1年を知っていただくために法学部生の1年の流れを簡単に書きましたのでご覧ください。 

 

・4月

わくわくで法学部に入学してきます。学校によりますが法学部はなぜかほかの学部よりも偏差値が高めなのでちょっと(`・∀・´)エッヘン!!といった感じで入学してきます。

 

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法律ガチガチというイメージがある法学部ですが、法律だけ学ぶのではありません。

英語や第二外国語、体育や古文など色々な科目を学びます。

実は肝心の法律は憲法・民法・刑法の三法だけです。(他の法律科目は選択制)

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↑僕の1年次の時間割です。

ここで、法律だけを学ぶんだ!と思っていた新入生はガクッとします。

なんだぁ…法学部はキツイとか言われてたけど法律科目三つだけであとは英語とかドイツ語じゃん。余裕だなこんなの!

 

そんなことをバカみたいに高い教科書(総額3万円ほど)をたくさん買いながら思うのです…

 

・5月

この時期の講義はまだまだ簡単なので余裕をもって講義を聴けます。

段々と学校にも慣れてきてサークルにも友達が出来てきて大学生活最高!と思うようになります。出来ない人もいます。

 

・6月

梅雨です。雨なので学校に行きたくなくなります。

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大学の講義は出席をとらないものも多いので次第に講義に出なくなります(cf:講義を切る)

どうせ、講義内容も簡単だしでなくても高校みたいに一夜漬けとかでテストは余裕っしょ!

ちなみにこの時4月の時に比べ、講義の出席人数は半分になります。マジです。

 

・7月

期末考査です。過去問が回ってくるのですが、その難しさに愕然とします。

テスト範囲は事前に指定される場合もありますが、基本的に当学期に学んだこと全部が範囲です。

また、高校のテストとの最も大きな違いは

 

答えがない問題があることです。

 

高校のテストは一問一答形式だったり、記述でも

「○○の箇所について筆者の意見を述べよ」という問題というように

一つの答えが設定されていることがほとんどです。

 

それに比べ大学のテストでは、

 

二重の基準論について述べよ。」(憲法)

 

これだけ問題用紙に書いてあるだけのテストもあります。

一応授業中に教授が「ここ出すかも!」とは言ってくれるのですが、5,6月に講義を切ってた勢はその時点で詰みます。

 

また、高い評価をとるのも困難です。

例えば刑法の試験を例に挙げます。

 

問題が、

A君がB君に向かってつばを吐きかけたので、B君はそれに激昂しA君を押し倒した。するとA君はバランスを崩しコンクリートのブロックの角に頭をぶつけてしまい死んでしまった。これにつきB君の罪責を論じよ。

という問題が出たとします。

 

この時、

①問題提起(この事件で何が問題か)

②条文提起(どの条文があてはまるか)

③学説(その条文を挙げるにあたって学者の先生間で意見の対立はあるか)

④判例(最高裁は似たような事件においてどんな判断をしているか)

⑤自説(それにつき自分はどう思うか)

⑥条文あてはめ(その自説の解釈に基づくと事例はどう判断できるか)

⑦結論(何罪か)

これらがすべて書かれて、初めてA以上の評価が得られます。

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僕の大学は

S(すごい)、A(いいね)、B(ふつう)、C(しょうがないなぁ)、F(だめ(赤点))

の五段階に評価が分かれているのですが、

これだけのことを書いてもSをくれない教授もいます。

 

法律科目は三教科あるので、こんなテストが三回も…

入学時自信満々で入ってきた新入生はここでズタボロにされます。 

 

・8月,9月

無事に(?)テストも終わり楽しい夏休みです。

大学生の夏休みは無駄に長く、その期間を使ってアルバイトをします。

別にしなくてもいいですが、金は貯めておくに越したことはないでしょう。

サークル旅行や彼女と遊びに行くというのはあくまでもサブイベントなので解説しません。する必要性を感じません。

 

・10月

前回の期末考査の結果がまずかったので心機一転!頑張って勉強しようとします。

新学期が始まるとそういう心がけの生徒が増えるのかわかりませんがまた出席人数が4月のころに戻ります。学食が混むので嫌な感じです。

 

・11月

また、出席人数が減っていきます。

今度は「自分ならできるだろ!」という慢心ではなく、「もうだめぽ」というあきらめの気持ちからです。

前学期に基本的な原則を説明されるので、後期で扱われる内容はそれが分からないと理解できないものばかり。前期授業を聴いてなかった勢はここでまたしても詰み。

 

文化祭という謎のイベントがありますが、サークルに所属していない人は関係ないです。 

 

・12月

クリスマスです。寒いだけです。

なんか微妙に冬休みとかあるのですが一週間くらいなので誤差です。勉強しましょう。

 

・1月

センター試験の時期です。去年さんざん苦しんだセンター試験。

苦しむ学生が見てみたいのか、校舎にちょこちょこ在学生の姿が見られます。

サークルに所属していれば、センター試験の誘導や試験監督のバイトの求人が大学から入ってくることもあります。

その他の学生は休みです。大抵は2月の期末考査のために勉強です。

 

・2月

学期末考査。1年間の総まとめです。

これが終れば2ヶ月ほどの春休み。テスト内容は前述のとおりキツイですし、なんなら前期よりも全然キツいです。

春休みに早めに入りたい輩はテストを途中で投げ出し春休みに突入します。

彼らの成績はお察しください。

 

・3月

春休みです。長すぎます。

2年次には債権や刑法各論などヤバめな教科盛りだくさんですので憂鬱になります。

することもないのでバイトでもしてます。 

 

いかがでしょうか。これが実際の法学部生の1年になります(実体験)。

 

簡単にまとめますと、

  • テストが地獄(2000字級の論文三本その場で考えて書くテスト)
  • 法学に興味を持てないと地獄(専門性が高いので)
  • その他の科目も手を抜くと進級不可(ドイツ語など)

 

みたいな感じですかね。

 

法学部に入る利点

なんか法学部のデメリットばっかり話してもしょうがないのでメリットでも話そうと思います。

 

まとまった文章を書く力が身につく

2000文字程度の論文を60分の制限時間を使って書くので文章力がつきます。

 

法律を知れる

社会の基本ルールである法律は知っておいて損はありません。

何か自分がトラブルに巻き込まれた時に法律の知識があればなんとかなるときもあります。

 

他の文系科目に比べて就職に強い?

ここは正直微妙なのですが、文学部やようわからんカタカナ学部(disっているわけではございませんが)に比べると就職に強いように思えます。

ですが、法律系の仕事(弁護士や検察官など)につかない限り仕事で法律知識を使うことはほぼないのであまり関係ないのかもしれませんね。

 

公務員試験に強い

法学部は大抵必修科目(卒業するために取らなければいけない科目)に民法や憲法が入っています。

民法や憲法は公務員試験の時に必ずと言っていいほど勉強するのでその勉強があらかじめ学校で受けれるのはだいぶ強みです。

法学部に向いているのはこんな人

個人的に周りを見ていて法学部の学生に向いているのは、

 

  • 勉強が比較的苦しむことなくできて
  • 普通に授業に出席でき
  • 読解力のある
  • 真面目な学生

 

かなあと思っております。

逆に、

勉強とか法学とかくっそ興味ない偏差値高いから選んだだだし!っていう人や

大学生で授業なんて行くわけないっしょ? 遊べるのは今だけなんだから授業切って酒飲んで遊ぶべとか言っている人は高確率で留年&退学します。

大学入ってあそぼ~とか考えている奴は来ない方が賢明です。ホントに。

 

おまとめ

法学部2年行ってるのに文章まとめるのへたっぴですみません(笑)

法学部の大体についておわかりいただけたでしょうか。

色々と厳しい法学部ですが、得ることは多いです。

こんなに勉強できる期間は一生でこのくらいしかないので、しっかりここで勉強して後の人生に役立てましょう!

 

何か大学の授業内容や受験勉強とかで質問がある方はご気軽にコメント欄にお書きください。

答えられる範囲で頑張って答えます!

 

ではでは~

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