DTMerに和声学は必要なのか?

こんにちは。朝から腹痛で食欲がなさすぎるのいれんです。

寒くなってくるとお腹が冷えてきて大変ですね。

 

今日は音楽関連のお話です。

和声学とは?

めちゃくちゃ簡単に言うとコード進行のお勉強のことです。

このコードを置いたら次にこのコードを置けば気持ちいいよ!っていうのを学びます。

作曲には「このコードを置いたら正解!」っていうのは基本ないのですが、

和声学はあくまで一つの学習科目なので正解・不正解があります

何のために和声学をやるのか…

元々作曲に興味があり、芸大受験も目指してた僕は、

中学生の時に、音大の和声学の教授に和声を教えてもらってました。

 

音大の教授!

といっても非常に温厚で優しい良い先生でした。

一日にパン1枚とコーヒーしか飲まないのでガリガリに痩せてました。

 

しかし、元々ポピュラー音楽を作りたかった僕にとって和声はめちゃくちゃ退屈なものでした。

やってみるとわかるんですけど、すごい当たり前なコードしか使わないんですよ。

I→II→V→Iみたいなやつ。こんなんつまらないじゃないですか。

しかも、いろんなルールがあるんです。連続でオクターブの音を置いちゃいけなかったり、増4度進行するとそこだけでダメ出し食らったり。(わからない方は無視してください)

 

生意気な中学生僕は教授にこんなことを聞いたんです。

 

こんなんやってどうするんですか?

 

…たぶんもっと柔らかい言い方をしてたと思うんですけど、今思えばかなり失礼なことを聞いてますね…

 

こんなアホ失礼な質問にも先生はやさしくこう答えて下さりました。

う~ん…確かに現代ポピュラー音楽に今学んでる技術は直結しないかもね。

分数コードもやらないし、テンションコードとかいう用語も学ばない。

でも、この和声学は今ある音楽の土台になってる部分なんだよ。

これを知らないと音域がいきなりとびとびになったり、普通に考えてありえないコード進行になっちゃうかもしれない。

そうならないための最低限のルールだと思ってくれていいかも。

 

和声学はDTMには必要ないと言う人も

今聞けばなるほど確かにとなるお言葉なのですが、当時の僕には理解できませんでした。

和声の問題を解いていくうちに、和声学のルールが頭の中に染みついてしまい自由な進行ができなくなっていきました。

「IIの次はなにがあってもVが来る…」

「VIからVに戻れないからIに行くしか…」

 

だんだん行き詰っていくといつしかこんなことも考え始めていました。

「和声学なんてやったから思考が固定化されて現代音楽みたいなコード進行ができなくなってしまったんだ」

和声学をやらなければもっと自由な音楽が作れたのに!和声学なんてやらなければよかった

 

これまでがかつての持論でした。

 

和声学を学ばない人はどうやってI→V→Iを知った?

でも、最近色々な人の曲のコード進行を研究するうちに

「この人たちはどうやってこんなコードにたどり着いたんだろう?」

と考えるようになりました。

 

これについてDTMをやっている友人に聞いてみました。

 

僕「お前和声学やってないけどどうやって曲作った?コード進行あってるから疑問に思ったのよ」

友「このコードのあとはこれ!っていうのを地道に探してってるわ」

 

なるほど、やっぱり経験の中からコード進行を見つけていくのか…

 

…ってこれ俺が中学の時やった和声学と似てね?

「こう行くといいよ~」というのを教えてもらわないか否かというのが違うだけでコード進行を組み立てていって気持ちいい進行を見つけるっていう点では同じやん…

ということに気づいてしまいました。

 

そこから僕は、

「一から自分で基礎的なコードを編み出すくらいなら初めから和声学で基礎的な進行を学んでおけばお得なのでは?」

という考えに至りました。

 

今思えばコードが固定化されてしまったのも和声学のせいじゃなくて自分が他の人の曲のコードを研究しなかったのが原因でした。

和声学の進行しか学んでなくてその進行しかできない、っていうのは考えてみれば当たり前のことです。

 

和声学はやっておいて損はない

結局今僕は

和声学はやらなきゃ作曲ができないというわけではない。

でも、やることで自分が損するなんてことはないし、音楽を作るうえでその基本進行を勉強しておくことは今後絶対に役に立つ

と思っています。

 

これについては色々議論を呼ぶと思います。

ですが、どうせ曲作るんだったらやってみてもいいかな?といった気軽な感じで和声に触れてみてはいかがでしょうか。

めちゃくちゃつまらないですけど役には立つと思います。

 

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ではでは。

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