のれん沼

語学やゲームや日々思うことについてタラタラ書いてます。

なぜ太鼓の達人のユーザーの民度が低いのか

こんにちは!

最近巷で太鼓の達人の民度についてちょくちょく話題になってるのでそれについて一言二言。

 

まず、音ゲーってほかのゲームに比べて音にあわせてボタンやらなんやらをたたくだけなので敷居が低く、年齢層もさまざまです。

年齢層が幅広くなると問題になりがちなのが所謂"民度"の問題です。

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そもそも民度が低いとは

最近よくTwitter上で目にするこの「民度」という言葉。

元の意味は特定の文化集団や部落、民族を指してそれらの教育知能程度の低さを指摘するときに使われるものでした。

 

それが汎用性の高さから若者へと広がり、ネット上では

マナーがなっていない

初心者を馬鹿にしたり笑ったりする

常識・知能がない

界隈を指す言葉として使われるようになりました。

 

そして音ゲーにおいての「民度が低い」というのは、

  • 上級者が初級者を見下す、馬鹿にする
  • ゲームセンターで他の客の迷惑になるレベルで騒ぐ
  • 台パン(怒りに任せて筐体に物理的攻撃を与えること)・大きな声で暴言を吐く

などをよく指しているイメージがあります。

民度が低い(?)音ゲーって?

上の評価基準をもとにして判断すると、「あぁ民度低いなぁ」と感じる音ゲーは、

  • 太鼓の達人
  • CHUNITHM
  • jubeat 

らへんです。

 

もちろん、ゲーセンによって民度は大きく異なりますが音ゲー界隈の流れを見ているとここら辺が少し"幼稚"というか何と言いますかそんな感じがしてしまいます。

民度が低い音ゲーの特徴

民度が低い音ゲーの特徴として個人的に挙げられるのは、

 

  • ゲームの特性上上達が他の音ゲーより早い
  • 最高難易度のクリアが他の音ゲーと比べて容易
  • 譜面や動きが派手で、音ゲーを知らない人から見ると「すごい」と思われがち

あと、今回の話題からはそれるんですけど

  • 曲が若者向け(niconicoから取ってきたもの)
  • 動画を撮ってtwitterに上げやすい

 

のも挙げられます。

 

これを先ほど挙げた民度が低い(?)と言われがちな音ゲーにあてはめてみましょう。

太鼓の達人ユーザーは民度が低い?

太鼓の達人は僕が一番最初に触れた音ゲーで今年で15年目です。超古参じゃん!老害!

太鼓の達人は筐体(ゲームセンターにある機械)が新しいものになってからガクンと民度が低くなったように感じられました。

元々youtubeやniconicoのコメント欄を見るに民度は最底辺というイメージがあったのですが、いわゆる「新筐体」になってからロールが入りやすくなり著しく民度が下がった気がします。

 

1,ゲームの特性上上達が他の音ゲーより早い

これについて、太鼓の達人は筐体に付属しているバチを用いて太鼓をリズムに合わせて叩くゲームです。

音符は大きく分けて「ドン」と「カッ」の二つしかなく、極めて単純です。

そこがウリなところもあるのですが。

 

勿論上達の速度は個人差がありますが、

iidxのように運指を覚えたり、

DDRのように体幹を鍛えたり、

ポップンのように横認識力を鍛えたりする必要がないので、やらなければならないことは限られています。

 

そういった面からすると、ほかの音ゲーと比べて上達は比較的早いのかと思われます。 

2,最高難易度のクリアが他の音ゲーと比べて容易

太鼓の達人は難易度が10個に分かれていますが、最高難易度の★10のクリアが他の音ゲーなどに比べると容易です。

 

もちろんその中には"第六天魔王"や"ダンガンノーツ"などといったトンデモ譜面もあるのですが、クリア自体はとんでもなく難しいというわけでもありません。

これは太鼓の達人というゲームのクリア条件に理由があるのですが…

 

太鼓の達人における"クリア"は音符を叩いていくとたまるゲージを一定以上貯めて曲を終了させることを意味します。

一見、iidxやSDVXなどと同じと思われますがそこには大きな違いがあります。

 

ゲージの硬さです。

iidxやSDVXでは、一回ミスをするとゲージが一気に減ってしまうのですが、太鼓の達人はゲージが硬いので、一回や二回のミスはあまり関係ありません。

それどころか、ゲージを最高までためて最後の10打ほど叩かなくてもクリアできてしまうほどです。

 

それらのことから、最高難易度のクリアが上級者でなくてもできてしまうのです。

3,動きや譜面が派手で、音ゲーをプレイしていない人が見ると「すごい」と思われがち

太鼓の達人はそのポピュラーさでよくテレビに取り上げられます。

早いパッセージやロール処理を使っている所は普通の人からみると「すごーい!」となります。

 

これは太鼓の達人に限らず、すべての音ゲーに言えることですが音ゲーマーはプレイ中(特に音ゲーをしてない人たち)に後ろから見られるとちょっと嬉しい気持ちになります。

勿論「集中できないから見ないで!」「恥ずかしいからギャラリーはできないでほしい!」という方もいるのですが、

「自分がうまいプレーができた!」という時に後ろに人だかりができていると何となくうれしい気持ちになってしまうのです。

      | ̄
. ( ゚д゚) .|  フルコンボだドン!  
 | ヽノヽr┘    
  >> 'T

       | ̄
 ( ゚д゚ )彡.|   
 | ヽノヽr┘
  >> 'T 

引用:振り向き厨スレ

こんな感じで。 

それが"何か変なものを見るような目"であっても気にしません。自分が注目されればそれでいいのです。

これらのことから起こりうる弊害

 

年齢層の低下

太鼓の達人はとてもポピュラーなゲームです。

テレビにもちょいちょい話題になるしゲームセンターに行けば大抵置いてあり、小さい子どももプレイしています。

幅広い年齢層から支持されることによってプレイ人口が増えるのは大変素晴らしいことです。素晴らしいことなんですけど…

 

そのせいでまだ学校や社会の中で"道徳"を身に着けてない子供もその界隈に入ってしまいます。

twitter上で見られる暴言や馴れ馴れしいリプライ…

気に入らないことがあったら台を蹴ったり叩いたり…

そして自分より下手なプレイヤーを見下したり…

 

普通、知らない人に暴言を吐いたりいきなりタメ口で話しかけたりしませんよね?

何か気に入らないことがあっても物にあたってしまうのはいけないことですし、

自分より実力が下のプレイヤーに対しても見下してはいけないというのは至極当然のことです。

 

そういった至って当たり前な"やってはいけないこと"を理解していない人々が界隈に入ってきてしまうのです。

 

抑々、これは太鼓の達人だけの問題ではないのですが…

というのも近年ネットユーザーの増加・低年齢化に伴い様々な問題が起きているのはみなさん御存知の通りかと思われます。

ちっちゃい頃は物の善悪の区別がつかない時もありましたよね?その時期の子供たちがやったことが一生残ってしまうネットに足を踏み入れると…

 

その中で"敷居の低さ"という大きなメリットが仇になってしまっているのが太鼓の達人というわけです。悲しい。

ランカーの増加・低年齢化から起きる弊害

ゲームをやっていると目指したくなるのが所謂ランカーです。

超上級者を指し、その人数は指で数えられるほど…というのがお決まりなのですが太鼓の達人にはこのランカーがたくさんいます。

また同時に、中高生のランカーも多く存在します。

これについては先ほどのゲーム性の問題や最高難易度のクリアの容易性の問題と呼応します。また、先ほど触れたドンだー人口の増加、低年齢化とも呼応します。

 

すると具体的に起きる弊害がドンだー内のヒエラルキー()です。

それがもっとも顕著に表れた事件がこちらです。

yusaani.com

この事件を簡潔に説明すると、

あるランカー(上級者のこと)の集団(チーム)が贔屓にしている台で初心者のプレイヤーが集団でプレイ

その台のメンテはそのランカーの集団がYoutubeに太鼓の達人の動画をあげて得た広告収入によって行われていているので初心者はそこでプレイするなと激怒

といった感じです。これらの問題に上手いランカーの傍にいることに快感を覚えている輩(囲いと言われます)が騒いでちょっとした炎上になった事件でした。

 

まぁ普通に考えるとわかると思うんですけど、

ゲームセンターの台ってみんなのものですよね?

それを自分らのお金でメンテナンスしてるから、お前らは俺らに比べて下手くそだからという理由で一人占めしていいわけありません。

 

こういう問題が頻繁に起きてしまう原因はズバリ上級者の年齢や知能が低く、他人を思いやる心や譲り合いの心を十分に持てていないことです。

皆さんも小学校や幼稚園の時に習いましたよね。

「順番は守ろうね!一回遊んだらほかの人にも貸してあげようね」

「誰かを集団でいじめるのはよくないことだよ」

そういう基本的な道徳さえ身につけられていないプレイヤーがランカーになると自分が偉い人になったような気持ちになりそういう振る舞いをするようになるのです。

 

ゲーム始めたての初心者にとってみればゲーセンはちょっぴり怖いところです。

自分より上手いプレイヤーが周りにいて、ガチャガチャすごいプレイをしているのを見ると、

「自分の下手なプレイなんて…後ろからバカにされてるんじゃないか…」

と卑屈になってしまう方もいるほどです。

そういった立場の初心者が上級者に「お前下手なんだから○○」などと言われてしまってはもう何も言い返せないのです。

わかるか!新規参入の重要さが!その音ゲーをホントに愛していてず~っとやり続けたいのなら新規は大事にしろよ!

 

 

ここまで、

年齢が低い=知能が低く道徳に欠けている

というくくり方をしてきました。

読んでる中高生の方はちょっとムっとされたかもしれません。ごめんなさい。

でも、このような方々が実際に出ているのは事実。そしてそういうことをしている人たちが年齢層が低めなのも事実なんです。

あと、ネットに出たてだと中高生は色々と♰黒歴史♰をやらかしがちです。ネチケットや自分のやってることが客観視できないからね。

 

でもでもその中で

俺は中学生だけどそんな子供じみたことはしない!自分はネットリテラシーを弁えている!

私は高校生だけど道徳はあるし、周りのプレイヤーにも譲りあいの気持ちを持っている!

という方がいたら素晴らしい。

そういう方が最高のドンだーだと僕は思っています。

そのお気持ちを回りの中高生ドンだーに広めてマナーの守れる"民度の高い"界隈にしていきませんか。。。

おわりに

 

 

ここまでつらつらと今の太鼓界隈に文句を言い続けたのですが、最後に言っておくと、

 

僕は太鼓の達人が大好きです。

なんせ一番最初に親から買い与えられた音ゲーなんですから。あと15年も続けてるし。

7才のころに四代目を買ってもらってドンポイントで"サンダーセプターメドレー"を解禁したときにはその画面を見せたくて親が買い物から帰ってくるのをずっと待ってたのを覚えています。

太鼓の達人関係でもたくさん友達ができました。

いじめっ子も無理やりドンだーにして友達にしました。

そこからほかの音ゲーに派生し音楽も始めたので正直太鼓の達人がなかったら今の自分はなかったと思ってます。

 

そんないっぱいの思い出のある太鼓の達人が「民度の低い」ゲームとtwitterや5chで呼ばれるのが悔しい。悲しいんです。

 

ですからこれを見てくれたドンだーのみんな!

今日書いた中でちょっとでも自分に思い当たるところがあったら見直してみてください!

誰かがちょっと気を付けていれば界隈の空気はぐっと良くなるはずです。

 

よろしくお願いします。

 

長々と読んでくださってありがとうございました。

ではでは。